第01回
来月いくら入るか答えられない — 受注から入金までの4つの関門
「来月いくら入るか」に答えられないのは記憶力の問題ではありません。受注確定・納品・請求・支払の4つの関門に進行中の案件を振り分け、自分の入金が止まりやすい場所を紙1枚で見つける方法。
受注してから振り込まれるまで、案件は受注確定・納品・請求・支払の4つの関門を順に通る。
KASEGU 入金ガイド · 全10回
案件を並行して抱えていると、「来月いくら入るか」が急に答えられなくなります。このシリーズは、受注から入金までを4つの関門に分け、入金日の逆算・源泉徴収後の手取り・請求の出し忘れを止める運用・案件が増えても続く予定表までを、紙1枚から始められる形で整理した実践ガイドです。
アプリがなくても実行できる方法から先に書いています。紙1枚や表計算で足りる場合は、その旨をそのまま書いています。税務・法務の判断が要る箇所は判断の観点までを扱い、個別の判定は専門家へ確認するよう記しています。
第01回
「来月いくら入るか」に答えられないのは記憶力の問題ではありません。受注確定・納品・請求・支払の4つの関門に進行中の案件を振り分け、自分の入金が止まりやすい場所を紙1枚で見つける方法。
受注してから振り込まれるまで、案件は受注確定・納品・請求・支払の4つの関門を順に通る。
第02回
入金日を決めるのは納品日ではなく、請求日が締め日をまたいだかどうかです。契約書の締め日と支払日の2箇所から、手元の案件の入金予定日を年月日で出す5つの手順。
入金日を決めるのは納品日ではなく、請求日が締め日をまたいだかどうか。
第03回
11万円で請求したのに98,790円しか入らない差額の正体は源泉徴収税です。税率10.21%と20.42%の使い分け、消費税を区分して書くかで対象額が変わる仕組み、手取りの計算例。
源泉徴収の税率は支払金額100万円以下の部分が10.21%、100万円を超える部分が20.42%(1円未満切り捨て)。
第04回
請求の出し忘れは記憶の問題ではなく、「納品済みで未請求」の状態をどこにも表示していないことが原因です。締め日の3営業日前に行う3ステップの点検と、カレンダーの書き方。
出し忘れの原因は記憶ではなく、「納品は終わったが、まだ請求していない」状態をどこにも表示していないこと。
第05回
予定表が続かない原因は列の多さと、更新するタイミングが決まっていないことです。8項目に絞り、更新を2回に固定して、案件が増えても崩れない入金予定表を作る手順。
予定表が続かなくなる原因は列の多さと更新タイミングの曖昧さで、対策は列を減らすより先に更新回数を減らすこと。
第06回
稼働報告で「何にどれだけ使ったか」を聞かれて答えられない状態を解消します。請求の根拠として通用する記録は案件・作業種別・時間の3項目で足りる、という粒度の決め方。
請求の根拠として通用する記録は、案件・作業種別・時間の3項目で足りる。
第07回
請求書を送った後に案件が中止になったとき、送った書類を消してはいけない理由と、請求前・請求後・入金後の3つの時点で変わる対応。返還インボイスの交付義務と1万円未満の免除も含めて。
送った請求書は削除せず、「請求した」「取り消した」の2つの事実を並べて残す。請求書番号も飛ばさない。
第08回
紙・表計算・請求書作成サービス・会計ソフト・案件管理アプリの5つを、機能表ではなく3つの質問で選び分けます。案件数・書類を自分で作るか・記帳を含めるか、の3問。
選ぶ基準は機能の数ではなく更新が続くかどうかで、案件数・書類を自分で作るか・記帳を含めるかの3つの質問で候補は1つに絞れる。
第09回
KASEGU のホームに出る入金予定が何を集計したものかを、請求書を送付済みにして金額が変わるところまで実際の画面で追います。期待どおりにならないときの確認手順つき。
ホームの入金予定に集計されるのは送付済み・期限超過・一部入金の請求書だけで、下書きと入金済みは入らない。
第10回
1件の案件が見積から入金まで進む流れを最初から最後まで追います。見積70万円が請求88万円になる案件を例に、転記・計算・状態変更が手作業だと何回発生するかまで。
見積書→納品書→請求書と変換すると明細と税率が引き継がれ、請求日から入金予定日が計算され、案件の状態も書類から更新される。
Remosia Co., Ltd. が開発する iPhone / iPad 向けアプリ「KASEGU(カセグ)」のチームです。KASEGU は案件ごとに見積書・納品書・請求書を作り、その書類の状態から入金予定を集計します。記帳や確定申告を行う会計ソフトではありません。